フレッシュ・トマトソース
SALSA DI POMODORO FRESCO
イタリア食材で一番の代表選手 トマト
これからの季節が旬であるのは云うまでも無く、7~9月の気温が高くなる頃には、
糖度もぐっとアップし、生食用のトマトはみずみずしい清涼な甘さを堪能できます。
さて、そのトマト、美味しさを左右するのは、この甘味、次に酸味、そして、旨味
を構成しているグルタミン酸。調理用のトマトは、この3点のバランスが優れていて、
抗酸化物質リコピンも過熱することで、摂取後の吸収力もさらに良くなるそうです。
そんなパワフルなトマト、ローマの市場やスーパーで様々な種類が、どれも誇らしげな姿で並んでいます。そこで、今回は基本中の基本のトマトソースを缶入りのホールトマトやカットトマトを使わずフレッシュなものを使って、トマト本来の凝縮した旨味を出してみます。GRAPPOLO(枝つきの丸い品種)、NERINA(長楕円の品種)など手に入りやすいものを購入したら、冷蔵庫に入れず(保存は利くが、味が落ちるのを防ぐため)、熟成の足りないものはビニール袋などにりんごなどと一緒に入れて常温で保存し、追熟させてから使用します。(夏場は、冷蔵庫が無難)
それでは、
材料:(4人分)
作り方:
*このソ-ス、パスタと和える場合茹で上がりにその茹で汁を多めに残しておき、ソースと一緒に良く絡ませ分量外のオリーブオイルを一筋たらし、さらに全体をまぜます。
*バリエーションとして下記のものができます。
などなどあります。
*市販の缶入りホールトマトやカットトマトを手(又はミキサ―)を使って潰したものを
使用する場合も同様に、塩での調味を段階的にし、十分に煮詰めてとろみをつけることがポイントです。メーカーによって味にばらつきがあるため、一つまみの砂糖やレモン汁数的で甘味・酸味は調整できます。
ではお皿に盛って、バジリコを飾ったら、
「PIATTO PRONTO!,BUONA PETITO」